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不動産・建築

不動産(負動産)を捨てる時代へ

  • 2018.05.29
  • カテゴリー: 不動産

一般社団法人 えがお相続相談室 理事
みなとアセットマネジメント株式会社 代表取締役 向井啓和

 

1.不動産(負動産)を捨てる時代へ

 

不動産を放棄できる制度の検討が始まったようです。(朝日新聞)

https://www.asahi.com/articles/ASL5X4SK0L5XULFA014.html

 

 

私たち不動産屋の現場感覚では、数年前から不動産をタダでも処分したいという人が多く、いずれ放棄できる制度が必要になるのではと思ってました。

 

 

例えば、山林や原野や別荘等全く利用価値のない土地を売却したい。売却できない場合にはタダでもいいから引き取って欲しい。

 

 

更には、固定資産税の数年分払ってもいいから「もらってくれないか」という話が増えておりました。

 

 

また、今後、リゾートマンション等でも同様の問題が深刻化していくでしょうし、実は一都三県のマンション等でも今後タダでも売れない物件が出てくるのではと危惧しております。

 

 

 

2.永遠に続く費用や負担(固定資産税・保険料・維持管理費)

 

山林等の場合遠隔地に住んでいてその場所を利用する事のない親族の場合には所有することのメリットは何もありません。寧ろ、固定資産税を払う義務が残り、所有者責任が残ります。

 

 

固定資産税だけであればまだしも、所有者責任があるためにその不動産の安全管理をしなければなりません。その安全管理をして、尚且つ、火災保険等でリスクをヘッジしておく必要があります。

 

 

例えば、ご自身が所有の山林で山火事が発生して、それが延焼して他の近隣住民の家が数棟燃えた場合を考えてみてください。

 

 

責任の所在等は個別に調べる必要がありますが、賠償責任を負わないといけない場合も出てきます。

 

 

「害虫や害獣が発生するので木を切ってくれ」、「消毒してくれ」等の要望が近所から来ることも想定されます。

 

 

 

3.個人が不動産を管理する時代から自治体や国が管理する時代へ

 

相続税負担等が重く、個人が収益性の高い不動産を維持管理するのでも困難になってきている中、山林や原野などの収益が見込めない不動産を管理できない状態は容易に想定されます。

 

 

農地などが耕作放棄地化されるだけではなく、山林や原野等が害獣や害虫等に占拠されて行くことになります。

 

 

ある意味、その資産をただ相続しただけという相続人である個人にとっては非常に重い負担になりますのでファンドなどで一体管理をする必要があると思います。ただし、それは収益性が非常に低いものとなるでしょうから税金等を投下しなければならないのかと思います。

 

 

 

4.不動産は中長期的トレンドは右肩下がり

 

不動産に関してはマクロ要因としての人口減や世帯減少という問題がありますので、かなり限定的なエリアを除いては右肩下がりで下がると考えるのが現実的と思います。(東京オリムピックの話は不動産価格にはすでに織り込み済みの話になってますしね…)

 

 

そこで、都心の銀座等の繁華街という例外を除いて、不要な不動産、活用が進んでいない不動産は積極的に売却を進める事をお勧めしております。

 

 

タダでも売れず、ノシをつけて引き取ってもらうなんてできれば避けたいですからね…

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